yarn upgrade-interactive
npm-check の対話型の更新モードと同様です。古くなったパッケージを簡単に更新する手順を提供します。
yarn upgrade-interactive [--latest]
upgrade-interactive
コマンドは基になっている upgrade
コマンドと同じ引数を取り、同じ機能を持っています。 このコマンドはアップグレードを行う前に古くなったパッケージを表示して、ユーザーがどのパッケージをアップグレードするのか選べるようにします。 Yarn は アップグレード先のバージョンを決めるのに、package.json
にあるバージョンの範囲に従います。
yarn upgrade-interactive
は yarn outdated
と yarn upgrade [package...]
コマンドの組み合わせと考えることができます。 yarn outdated
が古くなったパッケージの一覧を表示して、yarn upgrade [package...]
が対象のパッケージをアップグレードするのに使用できるのに対して、yarn upgrade-interactive
は同じく古くなったパッケージを表示し、そのままアップグレードするパッケージを選択できるのです。
--latest
: このフラグにより yarn に package.json
で指定されるバージョンの範囲を無視して、代わりにレジストリで latest
にタグ付けされたバージョンを使用させることができます。
[1/? Choose which packages to update. (Press <space> to select, <a> to toggle all, <i> to inverse s
election)
devDependencies
❯◯ autoprefixer 6.7.7 ❯ 7.0.0 https://github.com/postcss/autoprefixer#readme
◯ webpack 2.4.1 ❯ 2.5.1 https://github.com/webpack/webpack
dependencies
◯ bull 2.2.6 ❯ 3.0.0-alpha.3 https://github.com/OptimalBits/bull#readme
◯ fs-extra 3.0.0 ❯ 3.0.1 https://github.com/jprichardson/node-fs-extra
◯ socket.io 1.7.3 ❯ 1.7.4 https://github.com/socketio/socket.io#readme
◯ socket.io-client 1.7.3 ❯ 1.7.4 https://github.com/Automattic/socket.io-client#readme
yarn add
別のパッケージを使用したい場合は、まず依存関係にそれを追加する必要があります。`yarn add` を実行してプロジェクトにインストールしてください。
yarn tag
タグはパッケージのバージョンをラベル付けして公開するためのものです。パッケージのユーザーはバージョン番号の代わりに、タグを指定してインストールすることができます。
依存関係のバージョン
Yarn にあるパッケージは、“semver” としても知られるセマンティックバージョニングに従います。新しいパッケージをインストールした場合は、セマンティックバージョニングで表されるバージョンの範囲で追加されます。