yarn cache

yarn cache list [--pattern]

Yarn は各パッケージを、ファイルシステムのユーザーディレクトリ内のグローバルキャッシュに保存します。 yarn cache list はキャッシュされた各パッケージを表示します。

yarn cache list --pattern <pattern> は与えられたパターンに一致する、キャッシュされた全てのパッケージを出力します。

例:

yarn cache list --pattern gulp
yarn cache list --pattern "gulp|grunt"
yarn cache list --pattern "gulp-(match|newer)"
yarn cache dir

yarn cache dir を実行すると、yarn のグローバルキャッシュが現在格納されているパスを表示します。

yarn cache clean [<module_name>]

このコマンドにより、グローバルキャッシュが消去されます。 次に yarn もしくは yarn install が実行された時に再度保存されます。 加えて、消去したいパッケージ名を指定することもできます。

yarnのキャッシュのパスを変更する

キャッシュディレクトリを設定するには、cache-folder 構成値を設定してください。

yarn config set cache-folder <path>

また --cache-folder フラグでもキャッシュディレクトリを指定することができます:

yarn <command> --cache-folder <path>

また環境変数 YARN_CACHE_FOLDER でもキャッシュディレクトリを指定することができます:

YARN_CACHE_FOLDER=<path> yarn <command>