yarn global

使用している OS にグローバルにパッケージをインストールします。

yarn global <add/bin/list/remove/upgrade> [--prefix]

yarn globaladdbinlist そして remove など様々なコマンドのプレフィックスとして使用されます。 パッケージを保存するのにグローバルディレクトリを使用すること以外は、通常のものと同様の動作をします。 globalコマンド は実行可能ファイルを OS 上で使用できるようにします。

注意: npm における --global フラグとは違い、 globalyarn の直後に続く必要があるコマンドです。 yarn add global package-name と入力した場合、package-name というパッケージをグローバルにインストールするのではなく、 global および package-name という名前のパッケージをローカルに保存します。

各プロジェクトの一部ではなく、ローカルなコマンドとして使用される開発者向けツールに便利です。 そのようなものの例の1つは create-react-app で、以下のようにグローバルにインストールできます:

```sh $ yarn global add create-react-app –prefix /usr/local

create-react-app コマンドはグローバルに使用できるようになりました:

$ which create-react-app $ /usr/local/bin/create-react-app $ create-react-app ````

インストール場所を定義する

yarn global bin コマンドはインストールした実行可能ファイルへのシンボリックリンクを Yarn が格納する場所を表示します。 yarn config set prefix <filepath> コマンドでベースとなる格納場所を設定できます。 例えば、 yarn config set prefix ~/.yarn は全てのグローバルなパッケージの実行可能ファイルが ~/.yarn/bin にインストールされるようにします。

yarn global dir will print the output of the global installation folder that houses the global node_modules. By default that will be: ~/.config/yarn/global.

yarn global と一緒に使用できるコマンドについての詳細は以下を読んでください:

  • yarn add: 現在のパッケージで使用するパッケージを追加します。
  • yarn bin: yarn の bin フォルダの場所を表示します。
  • yarn list: インストールされたパッケージを一覧表示します。
  • yarn remove: 現在のパッケージで使用されていないパッケージを削除します。
  • yarn upgrade : パッケージを指定された範囲に基づいて最新版にアップグレードします。
  • yarn upgrade-interactive: similar to upgrade command, but display the outdated packages before performing any upgrade, allowing the user to select which packages to upgrade.