yarn run
定義されたパッケージのスクリプトを実行します。
scripts
はpackage.json
ファイルで定義できます。
{
"name": "my-package",
"scripts": {
"build": "babel src -d lib",
"test": "jest"
}
}
yarn run [script] [<args>]
パッケージに定義された scripts
オブジェクトがある場合、このコマンドは指定された [script]
を実行します。例えば:
yarn run test
このコマンドを実行すると、package.json
にある "test"
という名前のスクリプトが実行されます。
スクリプト名に続けて記述して、追加の引数を渡すこともできます。
yarn run test -o --watch
このコマンドを実行すると、jest -o --watch
が実行されます。
[script]
はローカルにインストールされた node_modules/.bin/
の中にも定義できます。
このコマンドでも run
を省略することができ、各スクリプトは名前を渡すことで実行されます。
yarn test -o --watch
このコマンドを実行するのは yarn run test -o --watch
を実行するのと同じことです。 組み込みの cli コマンドは、あなたが作成したスクリプトよりも優先順位が高いため、他のスクリプトでこのショートカットに依存するべきでないことに注意してください。
yarn run env
このコマンドを実行すると、スクリプトの実行時に使用できる環境変数を一覧表示します。
このコマンドをオーバーライドしたい場合は、 package.json
で独自に "env"
スクリプトを定義することで実現できます。
yarn run
yarn run
コマンドにスクリプトを指定しなかった場合、run
コマンドはパッケージに対して実行できる全てのスクリプトの一覧を表示します。