依存関係の管理

依存関係を追加、アップグレード、削除したい場合に、あなたが知っておく必要のあるコマンドが幾つかあります。

各コマンドは自動的にあなたのpackage.jsonファイルとyarn.lockファイルを更新します。

依存関係の追加

別のパッケージを使用したい場合、まず依存関係として追加する必要があります。これを行うために、次のコマンドを実行します。

yarn add [package]

これは自動的に[package]package.jsonの依存関係に追加します。また、yarn.lockを更新して、この変更を反映します。

  {
    "name": "my-package",
    "dependencies": {
+     "package-1": "^1.0.0"
    }
  }

また、フラグを使用して依存関係の種類を追加することも可能です。

  • yarn add --devdevDependenciesを追加します。
  • yarn add --peerpeerDependenciesを追加します。
  • yarn add --optionaloptionalDependenciesを追加します。

dependency versionまたはtagのどちらかを指定することで、あなたがインストールしたいパッケージのバージョンを指定することが可能です。

yarn add [package]@[version]
yarn add [package]@[tag]

この[version]または[tag]は、package.jsonに追加され、依存関係のインストール時に適用されます。

例:

yarn add package-1@1.2.3
yarn add package-2@^1.0.0
yarn add package-3@beta
{
  "dependencies": {
    "package-1": "1.2.3",
    "package-2": "^1.0.0",
    "package-3": "beta"
  }
}

依存関係のアップグレード

yarn upgrade [package]
yarn upgrade [package]@[version]
yarn upgrade [package]@[tag]

これはpackage.jsonファイルとyarn.lockファイルをアップグレードします。

  {
    "name": "my-package",
    "dependencies": {
-     "package-1": "^1.0.0"
+     "package-1": "^2.0.0"
    }
  }

依存関係の削除

yarn remove [package]

これはpackage.jsonファイルとyarn.lockファイルを更新します。